TSCの一つのメリットとして緩和時間τが得られることが挙げられます。双極子分極のτを使ってデバイの式から誘電率の周波数特性が得られます。
この式はTSC測定から得られるパラメータにより、以下のように書き表すことができるため、誘電率の周波数特性をシミュレートすることが可能です。
1.TSCの発生原理
2.初期分極量、残留分極量
3.活性化エネルギー算出 Initial rise法
4.活性化エネルギー算出 Bucci plot
5.活性化エネルギー算出 ピーク温度による方法
6.誘電率のシミュレーション