4.活性化エネルギー算出 BuCCI plot

Bucci plotと呼ばれる(Whole curve法または積分法とも呼ばれます)手法で、残留分極量を使って活性化エネルギーを算出することも可能です。緩和時間τ(T)は次式のように表すことができます。 

従って一回のTSC測定後に温度TにおけるTSCの値と残留分極量P(T)の比をとり,両対数をとれば次式の関係が得られ、その傾きから活性化エネルギーが求められます。